投資なのか投機なのか

株式投資を始める前に、自分がやろうとしていることが、投資なのか投機なのか理解してください。投資とは「価値が成長するものにお金を出して、成長した分の対価を受け取る行為」であり、「特定の会社の株式を投資目的で購入する」ならば、「その会社が成長することを予想して、会社にお金を貸すことで、会社が成長した分配当金や株主優待という形で利益が還元され、かつ株価も上昇する」ということです。次に投機とは「値動きのあるものを売買してその差額から利益を得ようとする行為」です。「特定の会社の株式を投機目的で売買する」ということは「株価が上昇していくなら株式を買って高いところで売る。株価が下落していくなら高いところで空売りを行い、低いところで株を買う」という行為です。

そして、株式を売買する人のほとんどが投機目的です。なので、数年といった長期的に見れば株価の動きも会社の成長度を表す指標となりますが、数日・数か月の値動きはほとんど投機を行っている人たちの売り買いの度合いで決まります。株式を投資目的で行うなら、「年単位の成長を考え特定の株式を購入する」とういう考えで行うべきです。

さて、私自身はスイングトレードを投機として行っています。というのが値動きの激しい銘柄ですと株価の変動は数%~数10%まで動きます。使った資金も同様に急増も急減もする世界です。そのような市場で資産運用を行う理由は「リスクをおってでも短期的に資産を増やしたい」からです。私の目標は「1か月で3%以上の儲けを出すこと」を目標にしています。元手200万ほどで5年ほど運用して1000万ほど溜まればよいかなと思ってます。また、自分で投機を行うことで、他人に任せる場合と比較することができるようになると思います。そういう金融市場に詳しくなる目的もあり株式投資ならぬ株式投機を行っています。