株式投資を始める前に、自分がやろうとしていることが、投資なのか投機なのか理解してください。投資とは「価値が成長するものにお金を出して、成長した分の対価を受け取る行為」であり、「特定の会社の株式を投資目的で購入する」ならば、「その会社が成長することを予想して、会社にお金を貸すことで、会社が成長した分配当金や株主優待という形で利益が還元され、かつ株価も上昇する」ということです。次に投機とは「値動きのあるものを売買してその差額から利益を得ようとする行為」です。「特定の会社の株式を投機目的で売買する」ということは「株価が上昇していくなら株式を買って高いところで売る。株価が下落していくなら高いところで空売りを行い、低いところで株を買う」という行為です。
そして、株式を売買する人のほとんどが投機目的です。なので、数年といった長期的に見れば株価の動きも会社の成長度を表す指標となりますが、数日・数か月の値動きはほとんど投機を行っている人たちの売り買いの度合いで決まります。株式を投資目的で行うなら、「年単位の成長を考え特定の株式を購入する」とういう考えで行うべきです。
さて、私自身は投機としてスイングトレードを行っていました。値動きの激しい銘柄ですと株価の変動は1日数%~数10%まで動きます。使った資金も同様に急増も急減もする世界です。デイトレードを行っている方も多いと思いますがこうした株式の買い方は「投機」です。個人的な感想ですが投機は「少ない資産を増やすことができる」というメリットはありますが、「雪だるま的に資産を増やすことはできないこと」は念頭に置いておくべきだと思います。私自身も、仕事に費やす時間が増えたこと、仕事での収入が増えたことなどから現在投機はほとんど行っていません。
次に「投資」として最も簡単なのはインデックスファンドへの投資です。インデックスとは市場全体の動きを表す指標で、その指標に合わせて投資を行います。例えば日本の株式市場なら日経平均やTOPIX、米国株式ならS&P500など指標があります。年単位の大きな目で見れば日本株式も米国株式も右肩上がりに成長を続けています。なので、株式市場成長に合わせて自身の資産も増やすことができるわけです。そして投資は資産を増やすのには年単位の時間がかかる一方で上限はありません。何億円でも同じやり方で稼ぐことができることが投資の一番の魅力です。
資産をある程度増やしてしまえば、投機はやめて投資に切り替えていくことが望ましいと思います。
