ポイント経済圏の5つの共通ポイントをはじめ複数の企業で溜まるものに加え、ザグザグポイントなど特定の企業でのみ使えるポイントもあります。ポイ活で押さえておくべきことは「もらえるポイントは最大限もらう」、「キャンペーンなどでポイント自体の価値が変わらないのであれば、貯めずにできるだけすぐに利用する」という2点です。
前者は当たり前に思うかもしれませんが、「登録が面倒だから良いか」など意外と利用しないことも多いと思います。今までは企業独自のポイントも多かったのでそこまで大きな損失は無かったかもしれませんが、ポイント経済圏が日本経済全体で急速に拡大しており、「共通ポイントを利用するのは当たり前で、利用しない人は相対的に大きく損する社会」になりつつあります。企業も、共通ポイントを導入するためにポイントの大元のソフトバンクなどに使用料を払っているわけですからその分物価を上げるというのは普通に考えられます。時代に合わせてポイ活を始めてみるのが資産運用の第一歩だと思います。
後者は、「早くポイントを使えば、その分使える金融資産が増えたことになり、時間的余裕がある分資産運用が進むから」というのが主な理由です。また、「使い忘れによるポイント失効を防ぐ」という意味もあります。「ポイントは貯めて使おう」という心理になぜかなってしまいますがすぐ使うのがおすすめです。ただし、Vポイントやdポイントなどは、特定のキャンペーンでポイントを使うと使ったポイントの一部が還元されることがあります。そうしたキャンペーンが自身の利用する企業であるならそのキャンペーンで使うべきですが上限が定まっていることが多いので確認しておきましょう。また共通ポイント自体を運用して増やせるサービスもあります。ただ、個人的には使い忘れの失効による損失リスクがあまりにも高いので、基本的に貯めずににすぐ使うことをお勧めします。
ポイ活については、共通ポイントよりも割増しでもらえるポイントサービス(ちょびリッチなど)も存在します。信憑性が怪しかったり、条件を満たしてももらえないことも起こっているので基本的にポイント経済圏の共通ポイントの方が安全だと思います。